南台武家屋敷群 〖一松邸〗 in 大分県杵築市
〖日本唯一のサンドイッチ型城下町、杵築〗 を散策しています
南台武家屋敷群の中にある、〖きつき城下町資料館〗 の展望公園に隣接して、〖一松邸〗 (ひとつまつてい) があります。

一松邸 (1) posted by (C)furosky
一松邸は、杵築市の初代名誉市民となった一松定吉(ひとまつさだよし)氏の邸宅で、昭和32年に杵築市に寄贈され、市民が集う「一松会館」として開放されていました。
その後、杵築城と海を望む現在地に移築されました。
↓一松定吉先生之像↓

一松邸 (2) posted by (C)furosky

一松邸 (3) posted by (C)furosky

一松邸 (4) posted by (C)furosky
↓一松先生之像↓

一松邸 (5) posted by (C)furosky

一松邸 (6) posted by (C)furosky
一松定吉は、
明治8年(1875)大分県西国東郡美和村(現:豊後高田市)の神職波多宗直の二男に生まれました。
小学校教師となった定吉は、24歳の時に杵築町(現:杵築市)一松能安氏の養嗣子となり、長女モトと結婚。
明治32年に上京し、明治法律学校(現:明治大学)で学び、判事・検事登用試験に合格、検事を経て大審院(現最高検察庁)検事を務める。
その後、政治を志し、衆議院・参議院議員を務め、各大臣にも就任。
昭和37年に政界から引退、昭和48年に享年98歳で死去。
「ひいなめぐり」期間中に訪れた一松邸では、素晴らしい雛飾りを拝見する事ができました。
一松邸の玄関を入ると、右手の部屋「一の間」には、山河の情景を室内に再現した座敷雛が設置されていました。

一松邸 (7) posted by (C)furosky
田舎の風景を描き出している苔や植物は、生きている物なので、ひいなめぐり期間中にも少しずつ育って大きくなったりしているのだそう。
桜の花のみ造花だそうです。
こんな手の込んだ作品なのに、毎年テーマが違っていて、毎回イチから作るのだそうです。

一松邸 (8) posted by (C)furosky
大作です

一松邸 (9) posted by (C)furosky

一松邸 (10) posted by (C)furosky
↓一松定吉先生65歳のお写真↓

一松邸 (11) posted by (C)furosky
「三の間」には、段飾りの京雛が飾られていました。

一松邸 (12) posted by (C)furosky

一松邸 (13) posted by (C)furosky

一松邸 (15) posted by (C)furosky

一松邸 (14) posted by (C)furosky
↓「三の間」に飾られた、「議会開設70年記念式典」での記念写真↓

一松邸 (16) posted by (C)furosky
一松先生は、最前列の右から2人目。
写真の横には、「永久繁栄」を願う棟札があります。
これは家を建てるときに天井の一番高い所に立てるものです。

一松邸 (17) posted by (C)furosky
廊下に使われている板は、無節・柾目の松材を使用した長さが約8mという、殆ど継ぎ目のない物です。
この廊下は、お縁と呼ばれ、武家屋敷様式の特徴なのだそうです。
また、窓ガラスは、手吹きガラスで、当時のままの物だそうです。
この手吹きガラスは現代では作られていないため、貴重な物です。
そしてこの貴重な手吹きガラスを守っている雨戸も、建物の角を直角に回転させる工夫を施すことで戸袋を減らして、座敷からの眺めを良くしてあります。
↓この様に角が回転する様になっている雨戸↓

一松邸 (24) posted by (C)furosky

一松邸 (19) posted by (C)furosky

一松邸 (20) posted by (C)furosky

一松邸 (21) posted by (C)furosky
↓中央に柱を設けず、襖で3部屋に区切る事ができます。家の構造がしっかりしていないとできません↓

一松邸 (23) posted by (C)furosky

一松邸 (22) posted by (C)furosky
↑上の部屋は、奥様の衣装部屋です。
周りの板張りの部分に和箪笥が並び、中央の畳の部分で着物を畳んで収納していました。
┏🏯━────────────────━━┓
一松邸
大分県杵築市南杵築193-1
0978-62-5761
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南台武家屋敷群の中にある、〖きつき城下町資料館〗 の展望公園に隣接して、〖一松邸〗 (ひとつまつてい) があります。

一松邸 (1) posted by (C)furosky
一松邸は、杵築市の初代名誉市民となった一松定吉(ひとまつさだよし)氏の邸宅で、昭和32年に杵築市に寄贈され、市民が集う「一松会館」として開放されていました。
その後、杵築城と海を望む現在地に移築されました。
↓一松定吉先生之像↓

一松邸 (2) posted by (C)furosky

一松邸 (3) posted by (C)furosky

一松邸 (4) posted by (C)furosky
↓一松先生之像↓

一松邸 (5) posted by (C)furosky

一松邸 (6) posted by (C)furosky
一松定吉は、
明治8年(1875)大分県西国東郡美和村(現:豊後高田市)の神職波多宗直の二男に生まれました。
小学校教師となった定吉は、24歳の時に杵築町(現:杵築市)一松能安氏の養嗣子となり、長女モトと結婚。
明治32年に上京し、明治法律学校(現:明治大学)で学び、判事・検事登用試験に合格、検事を経て大審院(現最高検察庁)検事を務める。
その後、政治を志し、衆議院・参議院議員を務め、各大臣にも就任。
昭和37年に政界から引退、昭和48年に享年98歳で死去。
「ひいなめぐり」期間中に訪れた一松邸では、素晴らしい雛飾りを拝見する事ができました。
一松邸の玄関を入ると、右手の部屋「一の間」には、山河の情景を室内に再現した座敷雛が設置されていました。

一松邸 (7) posted by (C)furosky
田舎の風景を描き出している苔や植物は、生きている物なので、ひいなめぐり期間中にも少しずつ育って大きくなったりしているのだそう。
桜の花のみ造花だそうです。
こんな手の込んだ作品なのに、毎年テーマが違っていて、毎回イチから作るのだそうです。

一松邸 (8) posted by (C)furosky
大作です


一松邸 (9) posted by (C)furosky

一松邸 (10) posted by (C)furosky
↓一松定吉先生65歳のお写真↓

一松邸 (11) posted by (C)furosky
「三の間」には、段飾りの京雛が飾られていました。

一松邸 (12) posted by (C)furosky

一松邸 (13) posted by (C)furosky

一松邸 (15) posted by (C)furosky

一松邸 (14) posted by (C)furosky
↓「三の間」に飾られた、「議会開設70年記念式典」での記念写真↓

一松邸 (16) posted by (C)furosky
一松先生は、最前列の右から2人目。
写真の横には、「永久繁栄」を願う棟札があります。
これは家を建てるときに天井の一番高い所に立てるものです。

一松邸 (17) posted by (C)furosky
廊下に使われている板は、無節・柾目の松材を使用した長さが約8mという、殆ど継ぎ目のない物です。
この廊下は、お縁と呼ばれ、武家屋敷様式の特徴なのだそうです。
また、窓ガラスは、手吹きガラスで、当時のままの物だそうです。
この手吹きガラスは現代では作られていないため、貴重な物です。
そしてこの貴重な手吹きガラスを守っている雨戸も、建物の角を直角に回転させる工夫を施すことで戸袋を減らして、座敷からの眺めを良くしてあります。
↓この様に角が回転する様になっている雨戸↓

一松邸 (24) posted by (C)furosky

一松邸 (19) posted by (C)furosky

一松邸 (20) posted by (C)furosky

一松邸 (21) posted by (C)furosky
↓中央に柱を設けず、襖で3部屋に区切る事ができます。家の構造がしっかりしていないとできません↓

一松邸 (23) posted by (C)furosky

一松邸 (22) posted by (C)furosky
↑上の部屋は、奥様の衣装部屋です。
周りの板張りの部分に和箪笥が並び、中央の畳の部分で着物を畳んで収納していました。
一松邸
この建物は元国務大臣で、杵築市名誉市民第一号の故一松定吉氏が昭和32年に杵築市へ寄贈したもので、
昭和4年に落成した建物は高級の木材を使った贅沢な造りで傷みも少なく、「一松会館」として広く市民に利用されてきました。
平成12年に現在地に移築し、「一松邸」と改称し、一般公開しています。
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一松邸
大分県杵築市南杵築193-1
0978-62-5761
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