〖旧長崎税関三池税関支署〗 in 福岡県大牟田市
福岡県大牟田市で、三池炭鉱の関連施設を見学しています 
訪れたのは、〖旧長崎税関三池税関支署〗
土日祝日のみ公開 の施設です。

三池港が開港した明治41(1908)年に、同時に開庁した税関支署です。
昭和40(1965)年3月までの57年間、同支署として使用され続け、対岸の新庁舎へ税関が移転した後も、倉庫や三池港務所関連施設として使われました。



ガイドさんが常駐しておられ、説明をして下さいました。


当時のままの状態の部屋が残されていて。

塗装をし直して生まれ変わった部屋。
潮風にさらされているので、11回に渡って塗装を繰り返したそうです。

そして建物の裏手に出ると。

壁に、屋根マークのような印が付いています。
もともと三池税関支署は、税関機能の「本館」と、宿直室や炊事場、トイレ等の「付属建物」の2棟の建物から成っていましたが、現存するのは「本館」のみ。
なので、付属建物があった部分に印が付いているそうです。
建物の下は石積みです。
右下に見える煉瓦はイギリス積みです。
三池炭鉱の関連施設に使われている煉瓦の部分はみなイギリス積みです。
建物の横には、旧三池炭鉱専用鉄道敷跡が残っています。

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旧長崎税関三池税関支署
福岡県大牟田市新港町1-25
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訪れたのは、〖旧長崎税関三池税関支署〗
土日祝日のみ公開 の施設です。

三池港が開港した明治41(1908)年に、同時に開庁した税関支署です。
昭和40(1965)年3月までの57年間、同支署として使用され続け、対岸の新庁舎へ税関が移転した後も、倉庫や三池港務所関連施設として使われました。

旧長崎税関三池税関支署(県指定有形文化財)
旧長崎税関三池税関支署は、三池港開港と同時に明治41(1908)年に開庁、昭和40(1965)年3月まで税関として57年間使用されました。
木造平屋建て、面積124.40㎡、入母屋造角屋付き。
屋根は桟瓦葺で一部銅板葺としています。
窓は上下に開き、下見板張の外壁で、受付窓口もカウンターが残るなど当時の様子がうかがえます。
税関という行政機能・役割をもった建物が、荷役を集積する港と一体となって、三池港の歴史や機能を理解することができます。
全国的にみても、明治期の税関庁舎は5棟しか現存せず、石炭産業における海外貿易の重要性を物語る施設として、貴重な文化財です。


ガイドさんが常駐しておられ、説明をして下さいました。


当時のままの状態の部屋が残されていて。

塗装をし直して生まれ変わった部屋。
潮風にさらされているので、11回に渡って塗装を繰り返したそうです。

そして建物の裏手に出ると。

壁に、屋根マークのような印が付いています。
もともと三池税関支署は、税関機能の「本館」と、宿直室や炊事場、トイレ等の「付属建物」の2棟の建物から成っていましたが、現存するのは「本館」のみ。
なので、付属建物があった部分に印が付いているそうです。
建物の下は石積みです。
右下に見える煉瓦はイギリス積みです。
三池炭鉱の関連施設に使われている煉瓦の部分はみなイギリス積みです。
建物の横には、旧三池炭鉱専用鉄道敷跡が残っています。

旧三池炭鉱専用鉄道敷
明治11(1878)年に、当時石炭搬出港だった大牟田川河口の大牟田港と大浦坑の間に馬車鉄道が敷設されました。
その後、明治24(1891)年に本格的に蒸気機関車が導入され、明治30(1897)年には九州鉄道線(現在のJR鹿児島本線)と直結、明治33(1900)年に七浦坑~宮原坑~万田坑間が開通しました。
さらに、明治38(1905)年には築港工事が開始された三池港までの全線が完成し、最盛期には総延長150kmにも及びました(閉山時総延長45.9km)。
昭和59(1984)年までは通勤者を運ぶ通勤鉄道としても活躍し、市民に広く親しまれ、現在も三井化学専用鉄道として一部が稼働しています。
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旧長崎税関三池税関支署
福岡県大牟田市新港町1-25
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